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「交通まちづくり」テーマにシンポジウム 近畿運輸局

 近畿運輸局は2月17日、大阪市中央区のホテルプリムローズ大阪で「地域公共交通シンポジウムin関西」を開催する。
 「交通まちづくり」をテーマに、交通とまちづくりを一体的に考えながら地域の交通問題を解決するための実践手順を探るのが目的。
 シンポジウムではまず、森雅志・富山市長が「コンパクトシティ戦略による富山型都市経営の構築〜公共交通を軸としたコンパクトなまちづくり〜」、猪井博登・大阪大学大学院助教が「地域公共交通の今後のあり方」と題してそれぞれ基調講演を行う。
 また、吉田樹・福島大学准教授が「まちづくりに効く!地域公共交通戦略の実践」、イーグルバスの谷島賢社長も「交通まちづくりへのバス事業者の挑戦」をテーマに事例紹介。森、猪井、吉田、谷島の各氏らによるパネルディスカッションでは、まちづくりの手段としての地域公共交通の実現方策について意見交換する。