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システムオリジンが、タクシー経営サポート事業に本格進出
 (株)システムオリジンは10月1日、同社新事業部の経営サポート事業部を設立したと発表した。
 同事業部長には(有)ディクリエイトの上西一美氏が就任した。

 以前から、上西氏とシステムオリジンはセミナーや展示会などを協業してきたが、今回のタクシー特措法の施行に伴い経営コンサルティングや模擬監査、乗務員の教育などタクシー事業のトータルサポートに進出することに決めた。

 まず、今月より東京と福岡で運行管理者向けのゼミナールを開催していく。

 今回の新規事業について、(株)システムオリジンの清野吉光社長は「コンプライアンスの遵守が厳しく問われる中で、弊社のシステムと共にこの経営サポートサービス事業部のサービスメニューを充実させ、ご利用頂くことによって、業界のお役に立ちたい」と熱く語った。

また、上西事業部長は「模擬監査やセミナーなどで周知活動を行い、事業を拡大していきたい。現場の視点に立ち、一緒に成長できるようコンサルティングを行っていきたい」と抱負を述べた。

 上西一美氏:平成6年関西学院大学法学部法律学科卒業。神戸市内のタクシー会社に9年間勤務。運行管理者として、いち早くドライブレコーダーを導入し事故解析、乗務員指導により年間事故費2千万円を70%ダウンの600万円まで引き下げ、会社に貢献した。また運輸監査12回、労基・社保監査多数経験。タクシー会社を退社後、運輸業の事故削減セミナー講師、大手タクシー会社を含む数社の経営アドバイザーを請け負う。