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EV車のシェアビジネス開始 ―-日本ユニシス
日本ユニシス株式会社（東京都江東区・黒川茂社長）は10日、電気自動車（EV車）を利用したカーシェアリングサービスに参入すると発表した。開始に先駆け、同日から東京ベイエリアで実証実験を開始。EV車/プラグインハイブリッド車（PHV車）向け充電インフラシステムサービスとの連携に加え、今後はタクシー・バス・鉄道など公共交通分野のサービスとも連携していきたいとしている。
日本ユニシスは、ITによる車両管理、運行情報管理、データ分析管理を行う企業。同社では、EV車・PHV車の充電インフラを利用するための利用者認証機能、課金機能、充電装置の位置や空き情報を提供するシステムサービス「smart oasis」を展開している。新たに始める「カーシェアリング向けシステムサービス」では「smart oasis」と連携させ、カーシェアリング事業者に向け管理業務がインターネット経由で利用できるクラウドサービスを展開する。新サービスは月内にも開始する予定。実証実験は、同社のほか株式会社ユビテック（東京都品川区・荻野司社長）などが共同で行っている。