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パナソニック、日産と三菱にニッケル水素電池システムを供給
パナソニック株式会社 オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社(代表者 山田 喜彦)の車載用ニッケル水素電池を用いた「12V エネルギー回生システム」が、日産自動車、および、三菱自動車のアイドリングストップ車に搭載される。
搭載車種は、日産自動車と三菱自動車の合弁会社、株式会社NMKVが企画・開発した新型軽自動車、日産自動車「デイズ ルークス」と三菱自動車「eKスペース」。

「12V エネルギー回生システム」は鉛電池の電圧に合わせた12V設計とし、高温特性を高めたニッケル水素電池セルを採用。変圧器が不要で、制御・冷却システムなどを簡略化できる。
減速時の回生エネルギーの効率的な再利用による燃費向上、メインバッテリーとなる鉛電池の長寿命化など、エンジン始動時だけでなくアイドリングストップ時もエアコンのファンなどの電力を全てバッテリー(鉛電池)から供給するアイドリングストップ車の高機能化に貢献する。