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株式会社タウ、記録的大雪による被災車両の買取強化
事故や災害等により損壊した車両、ダメージカーの買取・販売・輸出を行う株式会社タウ(本社:埼玉県さいたま市、代表取締役社長:宮本 明岳)は、2月に発生した豪雪の影響を鑑み、関東の5支店(高崎、埼玉、千葉、西東京、横浜)で雪害車両の買取を強化している。関東のほか、一部上越・中部地方での被害にも対応可能としている。

2月に関東甲信越を襲った豪雪により、カーポートの倒壊や屋根からの落雪で損壊した車両が大量に発生しており、その発生台数は約3〜4万台(タウ調べ)にも上るという。中には修理可能な車両もあるが、需要過多による自動車部品の欠品や、修理工場の稼働が追い付かない等の理由により、修理に出せず多くの人が困惑しているという現状がある。
そこで、このような雪害車両を高価買取することで代替車の購入をサポートし、被災された地域の方の経済的救済に貢献することが目的だ。

これまでに雪害車両の査定・買取に関する問い合わせを約500件となり、今後さらに問い合わせ件数は増加する見込みだという。
引取った車両は状況に応じて選別し、再商品化が困難な車両は部品や鉱物資源として解体処理へ、再生可能な車両は自社のウェブオークションを通じ世界106ヵ国もの国々へ、リユース資源として提供するという。