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貸切バスの運賃・料金額を公示  近畿運輸局

 近畿運輸局は3月28日、管内の新たな運賃・料金額(変更命令の審査を必要としない範囲)を公示した。
 新運賃・料金は、平成25年4月に公表された「高速・貸切バスの安全・安心回復プラン」で平成26年度初めから実施することになっているもの。平成24年4月に発生した関越道・高速ツアーバス事故を受けて設置された「貸切バス運賃・料金制度ワーキンググループ」で検討を進めてきた結果を基に策定した。
 運賃は、キロ制運賃(1km当たり)が大型車で上限170円、下限120円、中型車で上限150円、下限100円、小型車で上限120円、下限90円。時間制運賃(1時間当たり)は大型車が上限8660円、下限5990円、中型車で上限7310円、下限5060円、小型車で上限6280円、下限4340円。
 料金は、交替運転者配置料金がキロ制料金(1km当たり)で上限30円、下限20円、時間制料金(1時間当たり)で上限3130円、下限2170円。深夜早朝運行料金は時間制運賃および交替運転者配置料金(時間制料金)の2割増以内、特殊車両割増料金は運賃の5割増以内と定めた。