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JENESIS HOLDINGSと資本・業務提携 日本交通

 日本交通(東京都北区)は3月4日、電子機器・情報機器・生活家電などの製造・品質管理・カスタマーサポートの受託事業を手がけるJENESIS HOLDINGS(東京都千代田区)と資本・業務提携を結んだと発表した。
 日本交通は現在、スマートフォン向けタクシー配車アプリ「日本交通タクシー配車」「全国タクシー配車」の開発で培ったIT技術を生かし、無駄なコストを転嫁せず、タクシー会社が納得する機能に絞り込んだ業務周辺機器の製造開発を推進。2012年に誕生100周年を迎えた日本のタクシー業界の「次の100年」に向けた取り組みとして積極的に展開している。タクシー会社主導によるモノづくり第一弾として、すでにタクシー専用ドライブレコーダーの開発なども手がける。
 JENESIS HOLDINGSは中国や香港の子会社を通じ、電子機器・情報機器・生活家電などの企画開発・製造受託・品質管理検査代行、日本国内でのカスタマーサービス受託事業などを行っている。
 日本交通では資本・業務提携により、JENESIS HOLDINGSの持つ電子機器の開発・製造能力を活用することで、「タクシー会社の、タクシー会社による、タクシー会社のための」ハードウェア事業をさらに強化・加速していくという。
 出資内容は、JENESISの第三者割当による新株式を日本交通が引き受け、出資比率は6.52%となる。