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BMW、車両の無償貸与による東日本大震災復興支援をさらに強化 |
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ビー・エム・ダブリュー株式会社(以下、BMW)は、東日本大震災復興支援活動を行っているNPO法人へのサポートを強化し、3年間パートナーとなっている公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンおよび特定非営利活動法人ジャパン・プラットフォームに2016年までの車両無償貸与を継続すると決定した。 BMWグループ・ジャパンの支援車両の無償貸与は、2011年4月にセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンに提供した3台のMINI Clubmanから始まり、3年間に渡り復興に取り込んでいる様々な団体を合計8台の支援車両によりサポートしてきた。この度セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンおよびジャパン・プラットフォームを長期的にサポートすることを決定し、各団体のニーズをヒアリングした上で2014年4月から支援車両の車種および台数を見直した。貸与するモデルは、各団体のニーズと現地の道路状況を配慮し、四輪駆動を中心としたモデルラインアップとした。セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンには、1台のBMW X3、4台のBMW X1、2台のMINI Crossoverを、ジャパン・プラットフォームには1台のBMW X5、1台のMINI Crossoverを提供し、台数を合計9台に拡大する。貸与される車両が支援車両であることを示すために、BMWマーケティングのクリエイティブエイジェンシーを担当している株式会社フロンテッジによる無償協力により制作されたステッカーが貼られる。車両は各団体の職員が使用し、岩手県、宮城県、福島県において心に傷を負った子供たちの救済、地域の再建活動やモニタリング活動などに活用される予定である。 BMWグループは、2011年の3月に東日本大震災の被災地救済を目的に、総額100万ユーロ(当時約1億1千万円相当)の寄付を行った。支援金はセーブ・ザ・チルドレンと日本赤十字社にそれぞれ同額(50万ユーロ)が寄付され、心に傷を負った子供たちの救済、緊急支援、地域の再建などに活用されることとなった。これに加え、BMWグループ・ジャパンは車両の無償貸与を始めとした、従業員、ディーラーによる支援金、ライフスタイル・コレクションの自転車および服などの寄付を行っている。また、2012年からはセーブ・ザ・チルドレンおよびGTアソシエイションとのコラボーレーションにより、毎年夏に行われるSUPER GT 第4戦 SUGO GT 300km レースに福島第一原子力発電所事故の被害を受けている福島県の子供たちを招待し、交流ができる楽しい活動を展開している。 セーブ・ザ・チルドレンは1919年に英国で設立された子ども支援の国際NGO。現在30カ国に独立した組織があり、約1万4千人のスタッフが従事している、世界最大級のネットワークを活かし、年間約14億USドルの事業活動費のもと、約120カ国で教育支援、栄養・保健支援など「子どもの権利」の実現を目指して活動を展開している。 セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは、2011年5月に設立25周年を迎えた。2011年12月末日を期末とする2011年度の事業活動収入は約21億円であった。アジアを中心に、ベトナム、ミャンマー、モンゴル、ネパール、インド、アフガニスタン、スリランカ、イラクに日本人スタッフを派遣し、現地で活動を行っている。また、日本国内では2003年より子ども参加事業を展開、2010年より「日本のこどもの貧困」対策に取り組んでいる。 特定非営利活動法人(認定NPO法人)ジャパン・プラットフォーム(JPF)は、NGO・経済界(経団連、企業など)・政府(外務省など)が対等なパートナーシップのもとに連携し、迅速に効率的な国際・国内緊急支援を実施するため、助成を通じて加盟NGOをサポートする中間支援団体である。2000年設立時より、総額280億円、800事業以上、支援対象国・地域40以上を対象に、緊急人道支援を提供してきた。また助成対象となる45の加盟NGO団体とは、常に情報共有を行いつつ、共に支援プロジェクトをつくりあげ実施している。同時に、総額70億円以上のご寄付をいただいた東日本大震災支援では、参加NGO団体のみならず、被災地を支援する地元および全国のNGO/NPOへの支援も行っている。 |