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安全装置の導入を支援  全ト協

 全日本トラック協会(星野良三会長)は4月8日、事業用トラックの交通事故ゼロを目指すため、後方視野確認を支援するバックアイカメラや飲酒運転を防止するアルコールインターロック装置といった安全装置の導入助成を行うと発表した。
 対象機器は後方視野確認支援装置で、装着にあたって道路運送車両の保安基準に抵触しないことを条件に、「後退時の後方視野が確保できること」「運行時(前進も含む)において後方視野が確保できること」「概ねルームミラーの位置において後方視野が確保できること」が条件。
 国土交通省の技術指針に適合した呼気吹き込み式アルコールインターロックのほか、IT機器を活用した遠隔地で行う点呼に使用する携帯型アルコール検知器も助成対象とした。
 助成額は、全ト協助成額が対象装置1台あたり1万円のほか、各都道府県ト協分はそれぞれの定めに応じて助成金を交付する。