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日産、ダットサンをロシアへ投入
ダットサンは4日、ロシアでダットサンブランドと、ロシア専用モデルであるダットサン「on-DO」を発表した。明確で魅力的なコンセプトの日本発の自動車ブランドが、ロシアに初投入される。

今回、ダットサンモデルをロシア市場へ投入することにより、ロシアはインドネシアに続き、ニッサン、インフィニティ、ダットサンの全3ブランドを販売する市場となる。
ダットサンブランドの投入に際して、日産のCEOカルロス・ゴーンは、「ロシアは現在、日産にとって世界で5番目に大きな市場となっています。私たちは、今後3年間で販売台数を3倍にし、市場シェアを倍増させることを目指しています。またダットサンブランドは、ロシアでの全販売台数の3分の1を占めると見込んでいます。私たちは、創業以来80年間培った生産、技術的知見を生かして、アライアンスパートナーであるアフトワズの開発スキル、市場に関する知識、生産能力を活用することで、21世紀のダットサンのモデルラインナップをお届けします。これらのクルマは、ロシアのお客さまのニーズと嗜好に十分に見合ったものとなるでしょう。」と述べた。

ダットサン「on-DO」は、ロシアでのダットサンブランド第1号モデルとなる。4ドア5人乗りの広々としたファミリーセダン(全長4,377mm/全幅1,700mm/全高1,500mm)で、トランク容量はクラス最大級の530Lとなっている。

ダットサン「on(オン)-DO(ドー)」という名称は、このクルマの多様な文化的背景を反映している。『DO(ドー)』は、日本人の精神に深く関わる言葉で、一貫性を持って物事を実行する『道』を意味する。また、『動く』という意味も含んでおり、革新的な方法ですべての人へモビリティを、というダットサンブランドの考えを示すものとなっている。一方、『on(オン)』は、ロシア語で『彼』を意味する言葉で、このクルマの強さ、性能、男性らしさを強調しており、さらに『DO』、『on』は、英語では明確な意味合いを持ち、共に前向きな力強さを表現するものだ。

ダットサン「on-DO」は、日産のグローバルデザインセンターでデザインされ、開発はアフトワズの国際的なエンジニアチームによりロシアで実施され、日産自動車のグローバル品質および技術水準を保証する。グローバルな要素とローカルな要素を組み合わせることで、このクルマの現代的で特徴的な外観および性能が、日産のDNAにより補完され、ロシアの運転・気候条件に適合したクルマとなった。また、力強い運転を楽しむことができる1.6リッターガソリンエンジンを搭載しており、エンジン出力は87馬力となっている。

発売は2014年夏を予定しており、当初はニッサンブランドのディーラー投資家が支援する25のダットサンブランドディーラーで販売する。これらの店舗は主要な地域にあり、今後2年間でさらに75店舗増える予定だ。生産は、ロシア・トリアッティにあるアフトワズの工場で行う予定で、販売価格は40万ルーブル以下となる予定だ。