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三菱、eKワゴン等70万台にリコール ライト不灯のおそれ
三菱自動車工業株式会社は6月12日、ヘッドライトスイッチの基板を固定する台座の不備を原因として国土交通省にリコールの届け出をした。「eKワゴン」等の12車種、2003年7月31日〜2008年4月18日に製造された計70万3888台が対象となる。

国交省の発表では、ヘッドライトスイッチの基板を固定する台座構造が不適切なこと等が原因。熱膨張・収縮の繰り返しにより、台座と基板間のはんだ部に亀裂が発生することで一時的に導通不良となり、方向指示器、前照灯等が不灯となるおそれがあるとしている。

三菱は、ライトスイッチが工場組付仕様の車両は、台座アセンブリ(基板をはんだ付けした台座)を対策品に交換。後付用品組付の車両は、ライトスイッチを対策品に交換する措置を取る。