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関西大学とタイムズ24 カーシェアリングの社会実験を開始
関西大学・先端科学技術推進機構・地域再生センター「集合住宅“団地”の再編(再生・更新)手法に関する技術開発研究」プロジェクト(研究代表者:江川直樹 環境都市工学部教授、以下KSDP団地再編プロジェクト)とタイムズ24株式会社(本社:東京都千代田区、社長:西川光一、以下タイムズ24)は、7月25日(金)より男山団地(京都府八幡市)中央センター内の「だんだんテラス」にてカーシェアリングの社会実験を開始する。

平成24年度に実施した「男山団地における自家用車所有・カーシェアリング利用意向調査」では、団地住民の中で自家用車を手放す意向及びカーシェアリングを利用する意向をもつ世帯があるという結果となった。これを踏まえ、KSDP団地再編プロジェクトが団地の再編手法の一つとして提案している「カーシェアリングによる団地内における駐車場等未利用空間の活用」の実証を目的としたカーシェアリングの社会実験を、カーシェアリング最大手のタイムズ24の協力のもと行うことを決定した。カーシェアリングの導入・普及によって団地内の駐車台数が減少し、駐車場等の空間の利活用が可能になることを目指す。

今回の社会実験では、駐在する学生がカーシェアリングの利用に対する補助を行う他、利用者のモニタリング調査などを実施。社会実験の成果はKSDP団地再編プロジェクトでとりまとめ、団地再編の手法及び駐車場等未利用空間の活用手法として社会・自治体・事業主体等に公表する。

KSDP団地再編プロジェクトとタイムズ24は、カーシェアリングを活用した社会実験を通じて、有効な団地再編手法の確立を促進する一助にするべく取り組んでいく。

【「だんだんテラス」カーシェアリング社会実験 実施概要】
開始日:平成26年7月25日(金)
ステーション名:男山「だんだんテラス」
住所:京都府八幡市男山八望3-1  B-47号棟104号室 UR都市機構男山団地中央センター内「だんだんテラス」
車種:スイフト
台数:1台

注)導入日やステーション、車種は予告なく変更となる場合がございます。

設置場所:UR都市機構男山団地中央センター内「だんだんテラス」