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兵庫県タクシー協会神戸市と災害協定を締結
 神戸市(久本喜造市長)と兵庫県タクシー協会(吉川紀興会長)は7 月1 日、災害時における輸送業務の協定を締結した。(写真)。

 協定内容は、応急対策の必要な人員、要援護者等の輸送業務、応急対策を行う必要な物資の輸送業務、災害の状況及び被害情報の収集、平常時における防災訓練等への参加などとなっている。

神戸市役所での協定締結式には、吉川会長と広瀬朋義神戸市危機管理監が協定書を交わした。広瀬危機管理監は「タクシー協会と災害時の応急対策の人員、要援護者の輸送、物資の速やかな輸送体制が確立できると期待している。政令市としては、都道府県協会との災害時の輸送協定は本件が初となります」と述べた。

吉川兵庫タクシー協会会長は「公共交通機関の一翼を担うタクシーとして普段は良質な市民の足となり、災害時は昼夜運行する機動性を活かしてお役に立ちたい」と語った。