自動車ニュース
指定自動車整備取扱研修会 ロータス兵庫支部が開催 (2/2)
 続いて、(社)兵庫県自動車整備振興会橋本専務理事が「セルフ型ガソリンスタンドの普及によりオイル、ワイパー、タイヤなどの消耗品のメンテナンスの入庫が以前に比べ増加していると聞きます。オイル交換などは、これまでの走行距離によるフォローから、次回交換時期を予測し電話やメールを活用したフォローをすることで、顧客の固定化につながります」、「甘い誘惑(おいしい仕事)には裏があると考え、地道な健全経営に努めて下さい」とアドバイスした後、『最近の指定整備の運営について』と題し、整備不良と見られる自動車火災の発生事例や、最近の自動車整備事業者監査による指定整備工場の行政処分などを紹介し注意喚起した。

 兵整振指導部の田中護業務課長が模範となる整備記録簿を例に「指定整備における注意点について」を、「画像で見る保安基準」では、検査適合・不適合の基準について講義し「ドライバーの改造によるクルマの形状や灯火の数などは、見落としやすい部分、実際にわからないことがあれば、振興会までご相談ください。画像をメールで送ってください」と振興会の活用を促した。