自動車ニュース
ランフラットタイヤが「LEXUS LS」に新車装着
 株式会社ブリヂストンは、レクサスが10月16日から発売したセダン「LS」(一部改良車)に新車装着用オプションタイヤとして、ランフラットタイヤを納入します。

 ランフラットタイヤは、空気圧がゼロになっても、所定のスピードで一定距離を走行できるため、急なパンクでも安全な場所まで移動して停車することができます。また使用されずに廃棄されることの多いスペアタイヤ(応急用タイヤ)が不要になることで、省資源化及び車両軽量化による燃費向上に貢献することができます。

 また、今回新車装着される当社のランフラットタイヤは、空気圧が失われた状態でもタイヤ自体が車輌を支えられるように、タイヤ側面部のゴムを強化したサイド補強型ランフラットタイヤです。パンク時のたわみによるサイド部の発熱を抑える技術である「新サイド補強ゴム」や「クーリングフィン」を採用することで、ランフラット耐久性能(タイヤ内の空気が失われた後での耐久性)を維持しつつ、ノーマルタイヤと比べても遜色ない乗り心地を追求しています。

 株式会社ブリヂストンはランフラットタイヤを普及させることで、"より安全で環境に優しい車社会の実現"に貢献できると考えています。