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いすゞ 中型トラック「フォワード」と大型トラック「ギガ」を改 (1/2)
 いすゞ自動車株式会社(本社:東京都品川区、社長:細井 行、以下いすゞ)は、中型トラック「フォワード」と大型トラック「ギガ」の一部車型を改良し、本日より全国一斉に発売します。

 今回発売する「フォワード」では、クラス初※の車線逸脱警報装置をオプション設定し、また「ギガ」ではミリ波車間クルーズ/プリクラッシュブレーキ/プリクラッシュブレーキ+IESCを標準化しました。
 また、燃費・積載性能として、「フォワード」ではecostopの標準化により燃費を向上しました。「フォワード」のGVW8トンクラスおよびGVW20トンクラス、「ギガ」のGカーゴにおいて軽量化を図り、積載性を向上しました。

主な特長は次の通りです。


1. 新型フォワードの主な特長

・通常の運転操作でエンジンの自動停止と再始動が可能なecostopを標準装備し(一部車型を除く)、誰にでも簡単なエコドライブを実現します。
・積載状態や道路勾配を自動判別し、走行状況に合わせてきめ細かに馬力や加速度を制御するECONOモード機能を向上しました。これにより、加速中の過剰な回転数上昇を自動でカットして、不要な馬力の発生を抑制します。また、燃料噴射量を自動制御して過剰な加速を抑え、省燃費運行に貢献します。

・GVW8トンクラスおよびGVW20トンクラスにおいて大幅な軽量化を実現しました。
・以下の安全装置のオプション展開を行います。

(1)LDWS(車線逸脱警報装置)は、車内搭載のカメラにより、車線に対する車両位置を検出し、車線を逸脱した場合に警報音とメーター表示による警告を促し、わき見運転や居眠り運転による事故の抑制に貢献します。この装置は中型トラックとしては、クラス初※の設定となります。


(2)IESC(車両安定性制御システム)は、大型トラック「ギガ」に装備されている横滑りや横転を抑制する車両安定性制御装置であり、フォワードにも展開します。ドライバーの操作状況や車両挙動をセンサーで検知し、横滑りや横転につながる不安定な車両姿勢と判断された場合に警報音とメーター表示による警告と同時に、エンジンおよびブレーキの自動制御を行い、事故の抑制に貢献します。

・ラジエーターグリルおよびステアリングホイールのデザインを変更しました。