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TOYOTA、アクアをマイナーチェンジ (2/2)
<主な改良点>

 外装は、1灯の光源でロービームとハイビームを切り替え可能なBi-Beam(バイビーム) LEDヘッドランプ*4や新意匠のフロントバンパーによって、アクアの親しみやすさはそのままに、よりシャープな表情のフロントデザインとした。リヤに縦基調のリヤコンビネーションランプを採用することでワイド感を強調したほか、ターンシグナルランプ部にメッキ加飾を施し、質感を高めている。

 また、「G」、「S」には、動きのあるデザインの15インチホイールキャップを新たに採用したほか、ドアミラー、ドアハンドル、バックドアガーニッシュにメッキ加飾を施した「シャイニーデコレーション」をオプション設定した。

 外板色は、新色オレンジパールクリスタルシャインとフレッシュグリーンマイカメタリックのほか、シャイニーデコレーション専用色であるチェリーパールクリスタルシャインおよびダークバイオレットマイカメタリックを含む全14色を設定している。

 内装では、センタークラスターやサイドレジスターなどにピアノブラック塗装を施して質感を高めるとともに、「S」のインテリアカラーに先進感を表現したブルーブラックと華やかさを表すブリリアントレッドを新設定。さらに「G」では、シックで上質なディープブラウンの設定など、グレード毎の個性を際立たせている。

 さらに、フロント・リヤフェンダーの後部にエアアウトレットを追加し、空力性能を向上させたほか、スポット溶接の増し打ちによるボディ剛性の向上、サスペンションのチューニングなどにより、世界トップのJC08モード走行燃費37.0km/Lを維持しながら高い操縦安定性・快適性を確保。「G」にクルーズコントロールを標準装備するなど、利便性も高めている。

 あわせてウェルキャブ(メーカー完成特装車)についても、ベース車同様の改良を施している。