自動車ニュース
年頭所感―一般財団法人近畿陸運協会 理事長 徳野 辰夫

安全・安心と環境を考える クルマ社会を目指して!


一般財団法人近畿陸運協会 理事長 徳野 辰夫

平成27年の年頭にあたり謹んでご挨拶申し上げます。
旧年中は、当協会に対しまして何かとご指導ご鞭撻を賜りましたことに厚くお礼申し上げます。

昨年の日本経済は、消費増税後の落ち込みから回復にもたつきがみられ、私どもの事業の基幹であります国内自動車販売は、前年実績を大きく下回りました。
本年は依然として厳しい状況は続くものと思われますが、消費再増税の延期や、さらなるアベノミクスの実施等経済対策の実行により景気拡大を期待するところであります。

私ども近畿陸運協会は、一般財団法人として本年も引き続き「安全・安心と環境を考えるクルマ社会を目指して!」の理念のもと公益性を堅持し、より一層社会的使命を果たしていきたいと考えています。

そのため、検査登録に関する手続きの案内・窓口相談のソフト・ハード面のきめ細やかなサービスの提供や安全・安心な車社会構築のためのシンポジウム、セミナー等の取組みを進めるとともに、引き続いて公益法人・職員としてコンプライアンス・ガバナンスの強化・個人情報保護の確保に努め、利用者の皆様に信頼され愛される職場づくりに努めてまいる所存であります。

また、環境に優しいEV車の普及促進のため、大阪支部構内の急速充電スタンドを継続して実施するなど環境対策事業や、飲酒運転撲滅の「SDD」活動のパートナーなど交通安全活動の支援等についても、さらに推進してまいりますので、本年も相変わらずのご指導・ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

最後になりましたが、皆様方の益々のご健勝とご多幸を祈念いたしまして、新年のご挨拶とさせていただきます。