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『より身近な支部へ』  野田博嗣・神戸中央支部長
 兵庫県整備振興会の神戸中央支部長の野田博嗣氏(51歳)は、まさに世代交代期の支部長といえる。以前から支部運営を担ってきた者らの参加が年々難しくなり、改めて編成しなおすと共に、会員事業場を回って若手を発掘。同支部では2期目となる「青年部会」を発足させた。

 会員事業所を回って「やはり、後継者とかしっかりした幹部がいる事業所は平均して明るい」と感じたようだ。

 「支部長に就任時は、全く白紙の状態だったので、まず『私自身が会員との親睦を図ろう』くらいに考えていたが、支部長がこれほど忙しいとは思わなかった」。親睦野外活動や街頭指導などを滞りなくこなせているのは、兵庫県自動車青年会議所の理事長を務めた経験が大きい。これから「事業ごとに参加者がほぼ同じなので、より多くの会員に支部を身近に感じてもらい、積極参加を得られるよう考えていきたい」。

 信頼を得るため「感動を与える勉強を重ねたが、まだまだ、そのレベルではないので、現在は『きちっとしたおもてなし』を忘れないようにしている。そうは言いつつ、こちらのエゴになっていないか、検証は必要だ。感動まではいかなくても、良かったと思ってもらえるよう努めたい」と述べた。

 趣味はバイク。国産1000cc車に乗って、最近では京都の奥山へツーリングした。「業界にはバイクの愛好者も多く、数珠つなぎのように知り合いが増えています」と語った。