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ZMP、コニカミノルタ製広画角レーザーレーダーを参考出品
株式会社ZMP(東京都文京区 代表取締役社長:谷口 恒 以下、ZMP)は1月13日、コニカミノルタ株式会社(本社:東京都千代田区 社長:山名 昌衛 以下、コニカミノルタ)が開発した最大24レイヤーの広画角レーザーレーダーを、1月14日開催の、オートモーティブワールド2015/第3回コネクティッド・カーEXPOの同社ブースに参考出品する。

同レーザーレーダーは、TOF(Time Of Flight)方式で、垂直方向に最大24レイヤー、水平画角最大180°の広範囲のスキャンが可能で、夜間でも街灯などの明かりに影響されず、人と地形・構造物などの物体を区別しながら、人や物体をリアルタイムに検知・観測することが可能だ。

自動運転や高度運転支援技術、自律移動車両の開発においては、自車の位置の特定と、周囲に存在する他の車両や歩行者、障害物等の検出が必要となる。同レーザーレーダーは、リアルタイムで高精細な三次元情報の取得が可能なため、自動運転/高度運転支援システムの開発や建機・物流搬送機器・移動ロボットなど、様々なフィールドにおける環境認識センサとして利用可能だという。

また、ZMPが提供する自動運転技術開発のプラットフォーム車両「RoboCar®」シリーズ等へ搭載することにより、高精度な三次元計測データに基づく自動運転/自律走行システムの構築が可能となるという。