自動車ニュース
物流セミナーを開催 兵庫県トラック協会 (2/2)
 冒頭あいさつで福永会長は「我々トラック業界は国内貨物輸送の90%を担い国民生活、産業活動になくてはならないが、規制緩和後、大幅な運賃低下で苦しい経営に追い込まれている。さらに環境対策、安全対策で社会から厳しい要求が増しており、日夜努力して社会との共生を積極的に推進しているところ。こう言う状況下にあって、高速道路料金無料化や軽油引取税暫定税率廃止と言う政策が表面化している。個々の運送業者にはコストダウンとなるがこのことが荷主による運賃の値下げ要請のきっかけにならないかと危惧するところ。荷主の皆さまには、我々が質の高い物流を担っていくことをご理解頂き、共によりよい社会となるようご協力をお願したい」と述べた。

 森永氏は「日本経済はデフレに入ったと思う。民主党を中心とする連立政権は、生活者視点の政策を打ちだしており、デフレにどう対処するか注目している」と述べた。