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リクルート、全国の「中古車購入実態調査」を実施、結果を発表
株式会社リクルートマーケティングパートナーズ(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:冨塚 優)が運営するリクルート自動車総研は、中古車の購入実態を詳細に把握するため、過去1年間に中古車の購入を検討した人に対して「中古車購入実態調査2014」を、沖縄県を除く全国で実施し、調査結果を発表した。

同社によると、全国の中古車購入総額平均は102万円(車両本体価格だけでなく、諸費用(法定費用・販売店手数料)を含む)。中古車の購入予算、支払額ともに増加傾向にあるという。また、購入において、自分以外の「パートナー」「子・孫」等の同乗者を意識する傾向があり、“移動の道具”としての価値に加え、若い世代ほどクルマを“コミュニケーションの場”と捉える傾向が見られるという。

「中古車購入実態調査2014」は、『自動車総研』サイトからダウンロードが可能となっている。
http://www.recruit-mp.co.jp/carsouken/activity/2015/0127_2014.html



<中古車購入実態調査2014>

■中古車の購入実態(P3〜6)」
・購入予算の上限平均は117万円に対し、実際の購入総額平均は102万円。
 購入予算の上限、実際の購入総額ともに増加傾向。
・購入した店舗は「メーカー系列以外の中古車販売店(専業店)」が37.3%。
・クルマの購入にあたり重視した点は「価格の安さ」が70.1%で最も多い。
・購入したクルマのボディタイプは「軽自動車」が41.7%。

■中古車の購入検討(P7〜9)」
・クルマを購入しようと思ったきっかけは「前車」が古くなったから。ついで「車検」。・クルマの購入目的は「通勤・通学」のためが39.9%。
・クルマの利用頻度は「ほぼ毎日」が59.1%と多数派。
・クルマに求めるものは「経済性」が79.0%。
・買った車に乗せることを最も意識した対象は、自身と並んで子・孫、配偶者
が同程度に多い。

■クルマに対するイメージ・価値観(P10〜11)
・中古車のイメージは、「中古車は少ない予算でも買えるので魅力的だ」が79.6%。
・若い世代ほどクルマをコミュニケーションの場として捉えている。
「クルマはコミュニケーションの場である」と思う人は、60代以上で22.9%、20代以下では41.8%