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サンディスク、車載用NANDフラッシュソリューションを発表
サンディスクコーポレーション(NASDAQ: SNDK)は2月18日、次世代の「コネクテッドカー」や車載インフォテインメントシステムを対象とする車載向けのNANDフラッシュソリューションを新たに発表しました。

このサンディスクの車載用ストレージソリューションは、カーナビの3Dマッピングや高度な拡張現実(AR)、エンターテインメントシステム、直観的なドライバーアシスト技術、データイベントレコーダーなどにストレージを提供するものです。
これにより、自動車メーカーはコネクテッドカーにおけるアプリケーション体験の可能性をさらに拡大していくことができます。

これまではスマートフォンだけに提供されていた多くの高度なコネクテッドアプリケーションが自動車にも搭載されるようになり、急速な技術革新を遂げています。

調査会社ガートナーは、2020年には世界を走行する自動車の約20%が何らかのワイヤレス接続を行うようになり、2億5千万台以上の自動車がインターネットに接続することになると予想しています。

サンディスクのシニアバイスプレジデント兼モバイル&コネクテッドソリューション担当ゼネラルマネージャーのドリュー・ヘンリーは、「フラッシュは自動車業界におけるダイナミックな革新を可能にし、自動車は私たちの所有するデバイスのなかで最もインターネットに接続されるものの一つになるでしょう。当社の垂直統合およびフラッシュの深い専門性により、独自の車載向けストレージソリューションを実現し、新たなコネクテッドアプリケーションに必要な応答性と、自動車市場では絶対不可欠となる信頼性や確実な性能を提供します」と述べています。