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クルマ購入意向獲得はディーラー次第
クロス・マーケティングによると3月9日、クルマ購入意向獲得はディーラー次第であることが分かりました。

保有ブランドに対する総合的なロイヤリティ指標では、ブランドディーラーの評価が32%、保有モデルの評価が68%を占めています。保有モデル評価の中でも、「使いやすさ」が18%、「安全性能」が16%、「エンジン性能」が16%と、『クルマ自体の評価』がロイヤリティ形成に大きな影響を持っていることがわかりました <図1>。

保有ブランドへの感情の推移(「好意」→「推奨」→「再購入」)に対するブランドディーラー評価と保有モデル評価の割合では、感情のフェーズによって各割合が大きく変化していくことがわかったとしています。
【好意(そのブランドを好きであること)】
ブランドディーラー評価:24%/保有モデル評価:76%
【推奨(人に勧めたいと思うこと)】
ブランドディーラー評価:33%/保有モデル評価:67%
【再購入(次回も購入したいと思うこと)】
ブランドディーラー評価:41%/保有モデル評価:59%

再購入に至るにはブランドディーラーの影響力が大きいことが窺えるとのことです。

どのようなブランド体験(ブランドを通じて消費者が体験すること)が、ブランドロイヤリティの高低を決定付けるかの要因として、「販売店・ディーラー」が83.9%でトップに。以下、「テレビ番組・テレビ放送」(64.3%)、「テレビCM・宣伝」(63.0%)と続くそうです。