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パナ、小型車向けバッテリーのアイドリングストップ仕様を発売
パナソニック ストレージバッテリー株式会社(以下、パナソニック)は3月17日、軽・コンパクトカー専用カーバッテリー「サークラ ケイ(circla Kei)」の新製品としてアイドリングストップ車専用モデルを2015年4月上旬から発売すると発表しました。

近年、軽自動車の燃費向上や高性能化により、新車購入時の軽自動車比率が高まっています。さらに、軽自動車用バッテリーのうち、アイドリングストップ仕様が50%(※1)を超えるなど、高性能バッテリーへの需要が増えています。パナソニックはこのような需要に応えるため、軽・コンパクトカー用バッテリー「サークラ ケイ」シリーズに、新たにアイドリングストップ車専用モデルをラインアップするとしました。新製品は、同社標準品と比較して約2倍(※2)の高速充電性能を持ち、軽自動車に多い「チョイ乗り走行」や、アイドリングストップ車での頻繁なエンジンのオンオフによるバッテリーへの高い負荷に対応するとしています。

今回の新製品と合わせて、標準車の軽・コンパクトカー用バッテリー「サークラ ケイ 標準車用」を2015年4月上旬より発売することも発表しました。高速充電性能向上と大容量化により、短時間だけ運転する「チョイ乗り走行」でのバッテリー劣化を抑制するとしています。

【「サークラ ケイ」シリーズの特長】
1. 「チョイ乗り走行」でのバッテリー劣化を抑制。高速充電性能は、アイドリングストップ車用で同社標準品比約2倍、標準車用で約1.6倍(※2)を実現。
2. 標準車用では、燃費向上に貢献する、業界最高水準(※3)の軽量化を実現。
3. カーバッテリーの寿命が分かる、バッテリー寿命診断ユニット「ライフ・ウィンク」に対応

※1 2015年1月現在、パナソニック調べ。
※2 同社標準品「SB」との比較において。
※3 2015年3月現在、国内の同一性能ランク・保証の電池の公表値において。パナソニック調べ。