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助成金の活用を!(兵庫運輸事業研究協議会)
 兵庫運輸事業研究協議会(坂尾洋南会長)は7日、兵トラック協会研修センターで、講師に庄司茂・社会保険労務士・行政書士を招き「運送業に使える最新の助成金情報」と題する研修会を開いた。

坂尾会長は「本日は運送関係にしぼって助成金の活用を研修したい。また次の時代に継ぐ研修としたい」と挨拶。庄司氏は「助成金は返済不要の金である。条件を満たせば利用価値が高い。中小企業緊急雇用安全助成金は、売上高が前期より5%減少の場合が支給条件。ほとんどの運送会社は対象となる。しかも90%(賃金分)が支給される。支給期間は1年間で200日、又は3年で300日。教育助成については1人当り6千円。申請すべきだ」。

また同氏は中小企業定年引上げ等奨励金、試行雇用奨励金、高齢者雇用開発特別奨励金(雇入時点において65歳以上等要件)などの制度の活用を説明した。