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帶刀氏、福田氏が受賞 加古川市技能功労者表彰式
加古川市(樽本庄一市長)は11月9日、加古川市役所で加古川市技能功労者表彰式を行った。自動車関連で受賞したのは、自動車整備工の帶刀政勝氏(志方町)と自動車板金工の福田貞夫氏(加古川町)。


 樽本市長は挨拶で、「近年機械化が進み、人の温かみのある技術は貴重であり、継承していかなければならない。受賞者のみなさんにはリーダーとして、活躍を期待しています」と述べた。
帶刀氏は整備工一筋47年の62歳。特殊車両の製作、電子制御部の整備技術の向上に高い評価を受けている。「受賞を機会に技術の伝承に励みたい」と喜びを語った。


福田氏は板金工一筋51年の67歳。日本自動車車体整備協同組合連合会と近畿自動車車体整備協同組合より表彰を受けている。「随時、技術を新車に対応させなければならないことが大変であった」と振り返った。推薦した兵庫県自動車車体整備協同組合の津田理事長は「兵車協からは始めての推薦です。長年にわたり貢献されたので、労をねぎらうためと感謝の意からです」と推薦理由を述べた。