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式典で土屋局長は「昨年の交通事故死者数は4113人と14年連続で減少し、交通事故発生件数・負傷者数も減少しました。一方で、交通事故死者数に占める高齢者の割合は依然として高い水準で推移しており、飲酒・ドラッグによる悲惨な事故も後を絶ちません。バスの事故も1819件で昨年と比べても決して高くはありませんが、バスの性質上、ひとたび事故が起きれば多くの犠牲者が出るのは言うまでもありません。バス車内での高齢者の転倒事故も多いようですが、高齢者のその後の生活の質にもかかわっております。バスは、通勤や観光に欠かせない交通手段であり、今後とも安全運転にご協力いただくよう、よろしくお願いします。皆様の活動がバス業界全体の交通安全意識に波及することを切に願っております。」と挨拶した。
受賞者を代表して、岡嶋信行・熊野交通(株)社長が「業界を取り巻く環境は、ご利用いただくお客様の減少やバス乗務員の確保、輸送コストの上昇などの課題を抱え、経営的には非常に厳しい状況が続いております。しかし、交通事業者として輸送に取り組む者としては輸送の安全確保は最も重視すべきことであり、安全運転は日々努力の賜物であり、その努力の継続は決して容易ではありません。しかし、運輸安全マネジメントをはじめとする安全運転の取り組みを一層推進して参ります」と謝辞を述べ無事故の継続を誓った。
なお受賞会社は以下の各社。
○大阪府▽南海バス株式会社、平成22年10月1日〜平成27年3月31日、9▽水間鉄道株式会社、平成16年10月1日〜平成27年3月31日、4▽岸和田観光バス株式会社、平成23年4月1日〜平成27年3月31日、2▽大阪空港交通株式会社、平成23年10月1日〜平成27年3月31日、2▽株式会社千博キャリーネット、平成23年4月1日〜平成27年3月31日、1▽日本城タクシー株式会社、平成24年4月1日〜平成27年3月31日、1▽大阪観光バス株式会社、平成24年10月1日〜平成27年3月31日、1▽有限会社友愛観光バス、平成24年10月1日〜平成27年3月31日、1▽南海ウイングバス南部株式会社、平成25年4月1日〜平成27年3月31日、1▽株式会社トーヨーふれ愛バス、平成25年10月1日〜平成27年3月31日、1
○京都府▽有限会社美山観光バス、平成12年4月1日〜平成27年3月31日、3
○兵庫県▽株式会社ショーゼン、平成21年4月1日〜平成27年3月31日、2▽株式会社チクモグループ、平成22年4月1日〜平成27年3月31日、2▽アクセス滝野観光株式会社、平成24年4月1日〜平成27年3月31日、1▽神姫観光バス株式会社、平成25年10月1日〜平成27年3月31日、1
○奈良県▽有限会社西平観光晃車、平成22年4月1日〜平成27年3月31日、1▽生駒交通株式会社、平成23年4月1日〜平成27年3月31日、1▽五條二見交通株式会社、平成23年4月1日〜平成27年3月31日、1
○滋賀県▽アサヒ自工株式会社、平成22年4月1日〜平成27年3月31日、1▽株式会社中田運送、平成23年4月1日〜平成27年3月31日、1
○和歌山▽御坊南海バス株式会社、平成24年10月1日〜平成27年3月31日、1▽熊野交通株式会社、平成25年 4月 1日〜平成27年 3月31日、1
表彰式の様子