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グリーン経営 神戸講習会 (1/2)
財団交通環境対策部(井山嗣夫会長)は11月19日、三宮研修センターでトラック運送業者を対象にグリーン経営講習会を行った。参加者は女性4人を含む経営者・総務関係者約50名。


講師は谷口安男グリーン経営審査グループリーダー。京都議定書の「1990年比6パーセント削減」目標達成期日が2012年に迫っており、運輸部門の二酸化炭素排出割合が19.9パーセントであることを背景に、谷口氏は「グリーン経営を行うとは、『環境に配慮した経営』で企業の社会的責任を果たし、それをきっかけに会社をもっとよくすること。コンサルタントや申請費用が300万円かかるISO14001(環境マネジメントシステムに関する国際規格)と違い、グリーン経営は『60点主義。まず、はじめよう』というものです。」と説明し、短期間で準備し、始めてほしいと強調した。