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ホンダ、ジェイドにターボエンジン搭載車「RS」を追加し発売
ホンダは5月21日、「JADE(ジェイド)」に「直噴1.5L VTEC TURBOエンジン」を搭載した「JADE RS(ジェイド アールエス)」を追加し、5月28日(木)に発売します。

直噴1.5L VTEC TURBOエンジンは、常用域で2.4Lエンジン並みのトルクを発生する力強くスムーズな加速と、高い静粛性を両立し、多人数での乗車時や坂道でも、余裕のある走りを目指しています。同時に、吸気量をきめ細かくコントロールできるターボエンジンの強みを最大限に活かし、燃焼効率の良い領域を維持・拡大することで、18.0km/L(JC08モード)※1という燃費性能も達成しました。加えて、エンジン振動の伝達の源流であるクランクシャフトと、それを支えるベアリングキャップの剛性を向上するなど、ノイズや振動の伝達を抑制し、静粛性も向上しています。

トランスミッションは、直噴1.5L VTEC TURBOエンジンのポテンシャルを最大限に引き出す、CVTを新たに開発。その効率を徹底することで燃費性能の向上を図るとともに、街なかでのスムーズな走りを実現しています。また、トルクフルなエンジン性能をより活かすために、パドルシフト(7スピードモード)を採用しています。

フロントグリルは、VTEC TURBOのトルクフルな走りを予感させるメッシュタイプの専用デザインを採用しています。さらにテールゲートと同様、フロントグリルにもRSエンブレムをあしらいました。「フォグライトガーニッシュ」、「アウタードアハンドル」、「テールゲートモール」にはダーククロームメッキを、ホイールには「17インチ ノイズリデューシングアルミホイール」を採用しています。

インテリアはブラウンとブラックの2色を用意。シートはファブリックとプライムスムースのコンビシートとしました。本革ステアリングとブラックシートにはレッドステッチを施し、マニュアル感覚のシフト操作を可能とするパドルシフトを装備しています。アクセルペダルとブレーキペダルはRS専用デザインです。


ジェイド RSは、多くの立体駐車場に対応した低全高でスタイリッシュなデザイン、3列シート、先進の安全運転支援システムである「Honda SENSING(ホンダ センシング)」※2といったジェイドの特長はそのままとなっていますが、サスペンションは、ハイブリッド車に対してフロントの剛性を15%、リアの剛性を20%アップしています。さらに、スプリングやダンパーなどにRS専用のセッティングを施すことで、上質な乗り心地を損なうことなく、安定感のある走りと軽快なステアフィールを実現しています。ブレーキ制御によって運動性能を高める電子制御システム「アジャイルハンドリングアシスト」の採用などにより、軽快なステアフィールとスポーティーで爽快な走りをもたらします。ステアリング操作に対してダイレクトでリニアな車両の動きを目指し、アンダーフロアパネルに補強部材のトンネルブレーズを追加。フロア回りの剛性を強化しています。

※1 国土交通省審査値
※2 メーカーオプション設定
※3 VTCは、連続可変バルブタイミング・コントロール機構の略

○価格(消費税込み)
RS 2,530,000円〜
○目標販売台数(月間)
3000台(ハイブリッド車を含める)