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労働力不足に取り組み  尼崎運輸協組総会
尼崎運輸事業協同組合(坂尾洋南理事長)は5月29日、都ホテルニューアルカイックで第46回通常総会を開き、平成26年度事業報告、剰余金処分、同27年度事業計画・同予算、保証金規約1部改訂など諸議案を満場一致で承認した。任期満了となった役員の政選は、候補者を議長一任として、坂尾議長から全役員の留任提案があり全会一致でこれを承認した。このあと臨時理事会で、坂尾理事長、松本中明・原岡謙一両副理事長を再選した。

坂尾理事長は冒頭あいさつで「昨年は大変厳しい年であったが皆様の協力でよい業績が残せた。しかし燃料事業では予算より約7千200万円の減少、また高速道路利用事業も予算より約1千200万円の減少である。要は車が動かなかったか、総台数が減った事です。当組合の高速道路、共同物資、共同荷受配車の3事業を中心に環境変化に柔軟に対応できる運営に努めたい」とした。

26年度剰余金は1千967万2000余円(前期繰越余剰金含)で、処分は、出資配当(年10%)に259万7000余円、利用分量配当金に1千199万8000余円、脱退組合員払戻し304万3500円として時期繰越剰余金を203万2000余円と決めた。

新年度予算は事業、賦課金等合計21億2千968万3000円、利益金(税引前)を1千790万4000円を見込んで採択した。