自動車ニュース
パイオニア、ミラー型テレマティクス端末を発売
パイオニアは6月17日、ミラー型テレマティクス端末を発売しました。

次世代型法人車両ソリューション向けに提供を開始するとともに、当社の業務用車両向けテレマティクスサービス「ビークルアシスト」へ対応します。(7月中を予定)

本機は、高速・大容量・低遅延のLTE回線を使って常時ネットワークに接続しているので、クラウドサービスを活用した業務指示や車両の動態管理をリアルタイムで行えます。広角車載フロントカメラを内蔵しているので、ドライブレコーダーとして使用できるほか、独自の画像センシング技術によるレーン移動検知/前方車両発進検知や、GNSS(全地球型測位システム)による自車位置の捕捉、内蔵センサーによる危険運転検知などの運転支援サービスでドライブをサポートします。

車のバックミラーに簡単に取り付けられ、大がかりなシステム構築を必要としないので導入コストを抑えることができるとともに、お客様独自のサービスをアプリケーションとして搭載し、ネットワーク経由で機能の拡張やバージョンアップができるなど、幅広い業務用途での活用が可能です。

当社が今春より本格的に展開している業務車両向けテレマティクスサービス「ビークルアシスト」の端末として使用すれば、動態管理に加え、日報・走行軌跡レポート・運転評価レポートの作成やドライバーへのメッセージ送信・読み上げなど、より高度な“運行管理”と“運行支援”サービスを提供します。

同社によると「車両空間における『総合インフォテインメント』のリーディングカンパニーを目指し、今後広がりが予想されるコネクテッドカーに向けて“次世代車載機器”と“クラウドサービス”の開発・提案を行っています。」とのことです。