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日産自動車、サステナビリティレポート2015を発行
日産自動車は6月22日、同社のCSR (企業の社会的責任) に関する考え方や活動をまとめた年次報告書の最新版、「サステナビリティレポート2015」をWEBサイトに公開しました。

このレポートでは、8つの「サステナビリティ戦略」*を軸に、それぞれの目標と進捗状況をまとめた「日産CSRスコアカード」をはじめ、各取り組みの具体的な活動について掲載しています。また、今回新たに、「持続可能なモビリティ社会の実現に向けて」という章を設けています。その中で、走行中のCO2の排出をゼロにする「ゼロ・エミッション」と日産車が関わる交通事故の死亡・重傷者数を実質ゼロにする「ゼロ・フェイタリティ」の実現に向けた、日産の包括的な取り組みを掲載しています。

社長のカルロス ゴーン氏はレポートの中で、「日産は自動車業界で最も社会・環境に対する責任を果たすメーカーになりたいと考えています。気候変動、急速に進む都市化、高齢化に対応するモビリティやクルマの安全性など、テーマを問わず、日産は解決策を見出すことをお約束します」と語っています。

同社は今後も、「人々の生活を豊かに」という企業ビジョンのもと、事業を通じて経済貢献すると同時に、持続可能な社会の発展を目指す一員として、本レポートを通じて、ステークホルダーの皆さまに自社の取り組みを伝えていくとしています。