自動車ニュース
郵船ロジ、タイでマツダ向けにサービスを本格提供開始
Yusen Logistics (Thailand) Co., Ltd.とマツダロジスティクスの合弁会社であるMazda Logistics & Yusen (Asia) Co., Ltd.は、タイで受注したマツダ向けの自動車用補修部品の物流サービス業務を本格稼働しました。6月23日に発表されました。

Mazda Logistics & Yusen (Asia) Co., Ltd.は、マツダから受注した自動車用補修部品の物流サービス業務を、タイをはじめとするASEAN諸国やオーストラリアなどの約100カ国に向けて提供することを目的に、タイで設立された合弁会社です。主要業務は、自動車部品の倉庫管理(保管、梱包、ピッキング、入出庫)、配送、通関、輸出入での航空・海上フォワーディングで、バンコク近郊バンナー地区の22,281m2の倉庫を拠点に物流サービスを提供しています。

同社は2013年1月の設立以降、同年7月に倉庫業務ならびにタイ国内での輸配送事業を開始、2015年1月には海外への輸出業務を本格始動するなど段階的に業務を拡大しました。

マツダのタイでの販売会社であるMazda Sales (Thailand) Co., Ltd.の武居秀介社長は「自動車ビジネスにおいて補修部品のアフターサービス体制の充実はブランドイメージや信頼性に大きく関わる大変重要な要素です。Mazda Logistics & Yusen (Asia) Co., Ltd.の本格稼働により、急速に拡大するアジア大洋州地区において、あらゆるカスタマーのニーズに十二分に対応出来る体制が整いました」とコメントを述べました。

Mazda Logistics & Yusen (Asia) Co., Ltd.は、今後もマツダの補修部品ビジネスを物流面で支えるため、オペレーション品質の向上に努めるとしています。

郵船ロジスティクスグループは中期経営計画"GO FORWARD, Yusen Logistics -Next Challenges-"で自動車を産業別強化セグメントの一つに掲げています。自動車物流のノウハウと日系物流企業最大規模の倉庫、グローバルネットワークなどを組み合わせ、お客様のニーズに合ったテーラーメードの自動車物流サービスを提供していくとしています。