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トヨタ、従業員走破プロジェクトを北米で開始
トヨタは、6月24日(現地時間)、トヨタの従業員が北米の道を走破するプロジェクトをスタートさせました。北米事業体の車両開発メンバーを含む140名のトヨタ従業員が、6月24日から約半年間にわたり、北米大陸の厳しい道を走行します。特に今年は酷暑地(デスバレー)や冬には極寒地(アラスカ、カナダ)など、昨年とは表情の異なる道を走行し、従業員のさらなる「いいクルマづくり」のための感性磨きにつなげるとしています。

トヨタは持続的成長に向けた「もっといいクルマづくり」とそれを支える「人づくり」の一環として、昨年秋に「豪州走破プロジェクト」を実施しました。参加した従業員41名は、砂漠や悪路が続く過酷な道のり約20,000kmを自らがステアリングを握り、テストコースでは得ることのできない“クルマづくりに生きるヒントの数々”を現地の道から学んだそうです。商品実験部から参加した松原清豪(せいご)氏は「波状の強烈な振動が何百kmも続く。周りには何もなく、そこでの故障は命にかかわる問題。クルマを“命を共にするパートナー”として期待いただいているお客様を裏切ってはいけない」と今後の意気込みを語っています。