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富士通、新会社設立で交通・道路分野のデータ分析サービス強化
富士通交通・道路データサービスと、地域未来研究所は8月3日、富士通、および富士通交通・道路データサービスが所有するICT活用技術、商用車プローブデータ分析サービスと、地域未来研究所が持つ道路交通に関する知見を融合し、輸送事業者、道路整備・管理事業者向けの、新規分析サービスを研究・開発する「株式会社富士通TR・REC研究所」(本社:東京都港区、代表取締役社長:島田 孝司)を同日付で設立すると発表しました。

道路計画分野においては、投資対効果を高めるために、客観性の高いデータに基づいた現状の道路利用の実態分析や整備効果の評価を行うことが課題となっています。同社らによると、商用車プローブデータを活用すると、実態を如実に可視化できるため、この課題の解決に役立つと主張しています。富士通交通・道路データサービスと地域未来研究所は、富士通、および富士通交通・道路データサービスが所有するICT活用技術、商用車データ分析サービスと、地域未来研究所が持つ道路交通に関する知見を融合することで、より効果的な情報提供や実用化の検討が可能であると考え、株式会社富士通TR・REC研究所を設立します。