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中山3時間耐久レース 初参加で2位入賞 兵整振西神支部青年部
支部青年部の新たな取り組み

 兵庫県整備振興会西神支部の青年部は12月13日、岡山県で行われた中山3時間耐久レースに初参戦、エントリーした2つのクラスでそれぞれが2位を獲得するなど優秀な成績を修めた。

 西神支部青年部の部会長を務める照井拓治氏(サービスセンター・神戸市西区)は本紙の取材に対し、「景気の停滞など業界全体の閉塞感が感じられるこの時期だからこそ、新たな取り組みで明るい話題を作りたかった」と今回の参戦を考えた理由を説明した。実際に西神支部では、青年部の活動参加者が僅かだが増えてきているという。

 「2年程前に体験走行に参加したことはあったが、レース出場は初めて。エントリーを進める上で、青年部のような団体での参加は過去に前例がないと雑誌『カーボーイ』の密着取材を受けた」と予想以上の反響もあったようだ。

 今後のレース出場については、スポンサーの集まり次第との事だが、「元気な業界としてPRしていくために、青年部としては前向きに検討して行きたい。また、県内の振興会各支部にも明るいムードが波及すれば」と語り、今後の活躍も期待されている。