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兵庫県自動車車体整備協同組合 第52回通常総会
兵庫県自動車車体整備協同組合(津田信行理事長)は2月21日、シーサイドホテル舞子ビラ神戸で第52回通常総会を開き、平成27年度事業、同決算報告を、また進化する車の構造、素材変化への対応の研修、車体整備士の有用性と地位向上のための再教育に向けた取り組みなど8項目の重点活動を中心とする平成28年度事業計画と、約2千927万余円の新予算を承認した。

津田理事長は「今年度は日車協連の再教育テキストを中心に取り組みたい。本総会が更なる前進の場となることとしたい」と挨拶。

来賓祝辞は、小倉龍一・日本自動車車体整備協同組合連合会会長が「新しい教科書が完成するため、再教育に取り組みたい。車体整備士のポテンシャルは高く、もっと外部に表し、レベルアップしたい。そのためのアピールも必要。今年度の6月総会には再教育プログラムを披露したい」と教育、業界の社会的地位向上を訴えた。

また大塚啓次・兵庫陸運部長は「塗装やリサイクルで環境に尽力されていることに敬意を表します。ユーザーから信頼され、事業の活性化に取り組んで下さい」と。山本喜一・兵庫県自動車整備振興会専務理事も「新機材・新構造対応する高度な技術の研鑽に努められ、人材教育にも取り組み、社会的地位向上を目指してください」と祝辞。

このあと日車協連合会会長表彰が中島浩氏((株)AUTO REPAIR KOBE)ら4人に、近畿車体協連合会会長表彰が足立進氏(足立自動車板金(株))ら5人に、兵庫県中小企業団体中央会長賞が西山輝光氏((株)出石モータース)ら9人に、兵車協理事長表彰が川原寛氏(上月自動車(株))ら9人に授与された。懇親会は山本康史・近車協連会長の発声の乾杯で開宴した。