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ZMP自動運転車両の公道走行パッケージ販売開始
ZMPは3月2日、自動運転車両の公道走行パッケージ販売を開始することを発表しました。RoboCarシリーズ(RoboCar MiniVan/PHV/HV)はテストコースでの利用を対象としておりますが、公道での実験走行ニーズの高まりを受け、公道での自車位置推定に必要となる高精度マップの利用や、ナンバーの取得、また公道走行時のリスクアセスメントについてもサポートします。RoboCar MiniVanのベース車両はトヨタ・エスティマハイブリッドですが、他車両の対応も可能です。

自動運転技術の研究開発や、自動運転車を用いたサービスの研究開発においては、技術的な課題の把握やユーザビリティ評価のため、公道での走行実験が必要です。同社は2012年より市販ハイブリッド車ベースの自動運転車を開発し、テストコースでの実験を進め、2014年からは愛知県での公道走行実験を行い、技術を蓄積しています。

また、本製品は、2月29日より神奈川県藤沢市湘南ライフタウンにおいて、ロボットタクシー株式会社による公道での自動運転体験サービス実証実験で利用されています。

公道での自動運転車両を用いたサービスの研究開発や、自動運転車両におけるユーザインタフェースの研究開発、ADAS(先進運転支援システム)向けセンシングシステムなどの研究開発における実験車両として活用できます。

搭載機器(例)
レーザスキャナ
ステレオカメラ/単眼カメラ
GPS/慣性センサ
車載コンピュータIZAC

提供可能なサービス
高精度マップの作成/活用
ナンバー取得代行
公道走行時のリスクアセスメント