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第3回トラック輸送取引環境・労働時間改善兵庫県協議会開かれる
「第3回トラック輸送における取引環境・労働時間改善兵庫県地方協議会」が3月9日、兵庫県トラック総合会館で開かれた。

事務局より、トラック輸送における長時間労働の実態調査結果について報告。平成27年9月14日〜20日までのトラック輸送状況の実態調査の結果、手待ち時間の平均値の長さや、ドライバーの拘束時間、休息の取得状況、連続運転時間が兵庫県の規定に反していること等問題が浮き彫りとなった。福永征秀・兵庫県トラック協会会長は「手待ちと荷役のつながりが悪い。運賃などの接点をどうしていくかが課題」と述べた。城内喜博・兵庫県経営者協会特別参与は「手待ちのない運行が約47%もある。これは理想的な形であり、具体例をもっと聞くべき」と発言。

続いて、長時間労働の改善等に向けたパイロット事業(実証実験)について事務局より、事業の目的・概要、事業の内容、実施方法の報告があった。発荷主・着荷主及び運送事業者から成る対象集団の選定方法について議論があった。選出された対象集団は、専門家のアドバイスの下、荷主及び運送事業者の現状の分析や課題の洗い出し、課題に対する解決手段の検討、解決手段の実践、検証等を経てトラック運転者の長時間労働等の改善を図る。実施方法は、1.平成28年度に1件、平成29年度に1件実施、2.平成28〜29年度にかけて並行して2件実施、3.平成28年度に1件、平成29年度に同集団で別の角度から実施する方法のいずれかが想定される。

その他、運賃・料金に関して、運賃規制緩和時の議論や適正運賃の収受に対する意見等、事務局より報告があった。