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青田・中谷正副理事長を再選
兵庫県タクシー交通共済協同組合(青田嘉之理事長)は6月9日、第31期通常総会を開き第30期決算、新年度予算、森建志常勤理事(事務局)の選任など全議案を原案どおり承認、任期満了となった理事の改選は選挙による投票で選任した。

新理事長に青田氏を、副理事長に中谷中氏を再選した。

青田理事長は「前年は重傷件数は減少したものの、死亡事故が2件発生、事故件数も大幅に増加、2期連続の赤字となった。また後遺障害発生に伴う支払準備金の追加影響の他、事故防止の啓蒙が足りなかったと思われる」と挨拶。

決算は事業収入7億6千36万余円、同支出7億7千198万余円、事業外収入1千401万余円、同支出1千932万余円となり当期は1千710万余円の赤字となった。

剰余金処分は、前期繰越利益金の3千13万7千756円を加え、次期繰越金は1千303万1千446円となる。今期も利用分量配当は見送った。

一方、対物共済処分は当期利益金164万2千100円に前記繰越金386万4千673円を加えた550万6千773円を特別積立金17万円、法定繰越金9万円として利用分量配当は520万900円と決定した。次期繰越金は4万3千873円となる。