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子供と高齢者の交通事故防止─平成28年度秋の全国交通安全運動 |
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平成28年度秋の全国交通安全運動 神戸運輸監理部 兵庫陸運部長 藤本実 日頃から国土交通行政、とりわけ自動車交通行政に格別のご理解を頂戴し、また、ご協力を賜り厚くお礼申し上げます。 さて兵庫県内の交通事故の発生件数を見てみますと、平成28年の7月末現在で15,562件となっており、前年同期比で684件の減少で、概ね4ポイントの減少となり、死傷者数も減少傾向の状況です。 一方、一例として交通事故死者数は減少傾向にあるとはいえ、78人と全国では7番目に多いという統計となっております。 人身事故は加害者・被害者ともに不幸なことであり、国民一丸となって撲滅に向け注力する必要があると思います。 ご承知のように、国民においての自動車は経済活動として、また、生活活動全般に欠くことのできない移動・運搬手段となっております。他方、環境問題に係る課題などにも対処していく必要性もございます。 併せて、交通事故対応などの事故防止の安全施策も先ほども申し上げましたように大きなウエイトを占めている状況です。 そのような中、本年も平成28年9月21日(水)から30日(金)までの10日間において全国一斉に「秋の全国交通安全運動」が実施されることとなります。 我々兵庫陸運部としましては、近畿運輸局と協調し「子供と高齢者の交通事故防止」を交通安全運動期間中の基本方針として取り組んで参ります。 また、取組みに当たっては全国重点である「夕暮れ時と夜間の歩行中・自転車乗車中の交通事故防止」「後部座席を含めた全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底」「飲酒運転の根絶」などにスポットをあて取組むとともに、「輸送の安全確保が最優先」との意識を徹底させるため、自動車運送事業者への「運輸安全マネジメント制度」のさらなる浸透を図って参ります。 併せて、自動車運送事業者、自動車整備事業者への立入監査や同期間の査察の実施など、事故防止施策を強化して参ります。 最後に、皆様におかれましては本運動期間中の9月30日(金)が「交通事故死ゼロを目指す日」であることを念頭におかれまして、本運動に対し積極的に取組まれ、事故防止に努められるよう御願い致します。 |