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近畿運輸局長、大阪府の自動車関係団体長と懇談
若林陽介・近畿運輸局長と大阪府の自動車関係団体長との懇談会が8月30日、大阪キャッスルホテルで開かれた。

団体を代表して三野文男・大阪自動車会議所会長は「若林局長におかれては、多年、航空、観光、港湾の各業務、また本省では大臣官房審議官として、国土政策、総合政策・自動車局等の幅広い分野で手腕をあます所なく発揮された行政のオーソリティと伺っております。また永年近畿での勤務を希望されていたと伺っており、この度はじめて近畿で勤務される方を迎え、心より歓迎申し上げます」と述べて「私ども自動車関係業界はまだまだ景気回復は実感できず、若年労働者の不足が顕在化して厳しい環境下にあります。各団体の現況について説明しますが、課題、要望等についても発言があろうかと思います。どうか理解を深めて頂き、これまで同様、変わらぬご指導をお願いします」と挨拶した。

これを受けて若林局長は「永年近畿勤務を念願していたが入省して30数年ぶりに達成できた。生まれは神戸です。関西弁がしゃべれるのは嬉しい。関西弁の良い所は、言いづらいこともスパッと言え、何の恨みもないことだろう。本日は皆さんの本音をお聞かせ頂きたい」と述べたあと「運輸行政の基本は安全、安心で、これがあって成り立つ。われわれの事業は国民の生活そのものを支えるもの。利用者が良くなること、そして事業が永続的に(変わることもあるが)続くこと、そして労働者が幸せに生活できること、まさに利用者、事業者、労働者の三方良しが運輸政策の基本」と挨拶した。