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運賃組換え申請処理説明会開く─兵タ協
兵庫県タクシー協会の神戸・阪神間支部経営・労務委員会(枝松七郎委員長)は10月3日、大垣佳則・近運局自交部旅客第二課調査運賃係長を講師に迎え「運賃組換え申請の処理方針について」の説明会を開催した。

枝松委員長は「この運賃組換えは、今春初めて聞いた。従来は初乗り短縮等の話し合いであったが、すでにご承知のとおり、東京で410円での初乗り運賃が実証実験中である。この制度は、この組換え運賃が認可されてできたもの。今後これを神戸・阪神間地区に導入するのかも含めて共に勉強してまいりたい」と挨拶。

大垣係長は、現行のタクシー運賃および料金の設定基準(加算運賃の初乗り運賃に対する割合は、70%〜85%を標準。神戸・阪神間地区の加算運賃の初乗り運賃に対する割合は中型車で83.70%)や、本年4月18日公示の運賃組換え申請の処理方針等を説明して「上限運賃は、運送収入が抽出事業者の実績年度のものを超えないもの、かつ算出した減収率が最も小さい値となる運賃」など組換え後の考え方を説明した。