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障害者差別解消法への対応研修─兵個協
兵庫県個人タクシー協会(前野博司会長)は9月20日、神戸市産業振興センターで第4回事業者セミナーを開いた。

前野会長は開会挨拶で「業界は自家用ライドシェア問題など厳しい環境にある。こうした中、個人タクシーはスキルアップを目指し日々研さんを重ねている。個々の資質向上を目指し利用者利便の向上に努めない限り未来はない」と訴えた。
来賓の藤本実・兵庫陸運部長は「ライドシェア問題など課題が山積して、業界は岐路に立っている。こうした中、個人タクシーだから安心して乗れると利用者は思っている。選ばれたプロの運転者として再認識されたい。そして情報収集にも努め、組合の団結も大事かと思う」と祝辞。

講演は吉本道明・兵庫陸運部首席運輸企画専門官が、4月から施行の障害者差別解消法について対応指針を解説した。約320人が参加。