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兵庫県軽自動車協会、設立50周年記念式典開く
兵庫県軽自動車協会(西原興一郎会長)は11月4日、ホテルオークラ神戸において、同協会設立50周年を祝う記念式典を開催した。

冒頭、西原会長は「兵庫県軽自動車協会は昭和42年2月24日に昭和28年に設立した兵庫県小型自動車販売協会を発展的に解散して、組織・財産等一切を引き継ぎ新たに設立し来年2月24日で設立50周年を迎える。当協会は軽自動車ディーラーの事業者団体として会員会社の経営に寄与し、販売事業の健全な普及発達に資する目的で組織された。現在、重点施策として流通改善・販売正常化、並びに保管場所届出を掲げ、個人情報保護法などコンプライアンスを遵守した軽自動車検査届出業務のOCR化、並びにOSSの一端としての軽自動車・完成検査終了証の電子化など「IT化」業務に積極的に対応している。設立50周年に当たり、新たな出発点と認識し、様々な状況変化の対応を協会の財政バランスを執りながら、ご当局、並びに関係団体と協力し全員が使命達成と会員相互の企業発展に専心努力していく」と挨拶。

来賓祝辞では、和合健二・軽自動車検査協会大阪主管事務所所長が「新車販売については、軽自動車税率引き上げによる駆け込み需要の影響を受け、平成26年度は217万台を超え、過去2番目の売上となった。平成27年度は前年比16.6%減の181万台と落ち込んだ。平成28年度は前年を下回っている。軽自動車の保有台数は全国で3万台を超え、自動車の保有台数に占める軽自動車の割合は4割となっている。私ども軽自動車検査協会の職員一同、公正、確実な検査、検査技術の向上、事業者のサービスの徹底、高効率化に努めていく」と述べた。

その他、平田克也・神戸運輸監理部兵庫陸運部首席運輸企画専門官、森健市・兵庫県警察本部交通部交通企画課課長補佐、松村一・全国軽自動車協会連合会会長が祝辞を述べた。

祝賀会は、橋本一豊・日本自動車整備振興会連合会会長の発声で開会となった。