自動車ニュース
人権啓発研修会を開催
兵庫運輸業界人権問題推進連絡会主催の人権啓発研修会が12月6日兵庫県自動車整備会館で開かれ、バス・タクシー・トラック・整備業界などから102名が参加した。

主催者を代表して兵庫県トラック協会の太田啓三専務理事は「平成8年に本研修会を開催したもので、本日の研修の成果を職場や家庭で取り組み、人権文化溢れる環境を築いていただければ幸いです」と挨拶。

また藤本実・兵庫陸運部長は「基本的人権を国民が共有することが大事です。21世紀は人権の世紀と言われ、心豊かな社会の実現に向け、各団体で独自の啓発活動をお願いしたい」と述べた。

研修会は(公財)兵庫県人権啓発協会の吉田忠義氏が「人権文化あふれる職場づくり」と題して講演した。

吉田氏は「日常生活における人権について大事なのは人間関係が重要なポイント。人権とは自分は何か、生きがいとは何か、他の人権を侵していないか、自分の権利を勉強すること」と前置きして、特に職場と人権ではパワハラ・セクハラ・障がい者の人権・メンタルヘルス等、企業の社会的責任(CSR)の取り組みであると締めくくった。