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規模縮小でもエコカー人気は健在 大阪モーターショー (1/2)
最新の自動車や関連製品などをPRする西日本最大級の自動車イベント「大阪モーターショー」(鰐淵文雄委員長)が09年12月4日から7日の4日間、大阪・南港のインテックス大阪で開催された。
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 1999年から開催され今回で6回目。来場者は22万4千人。昨年末から続く厳しい経済状況が影響し、規模は大幅に縮小された。展示面積は前回の約4万7千平方メートルから約2万4千平方メートルに、出展車両数も308台から約180台に縮小され、マツダ、三菱自動車、富士重工業など大手3社が出展を見合わせた。

 今回のイベントでは世界中で広がる環境に対する意識の向上を反映してか、各社がエコを念頭に市販化も視野に入れて開発したHVやEV車が会場にずらりと並んだ。

 中でも注目されたのは日産のリーフ(EV車)やダイハツのイース。リーフはバッテリーに貯めた電気でモーターを回して走り、一回の充電で160km以上の走行が可能。また、EV専用のITシステムを採用した。イースは軽自動車の長所を最大限に生かし、30km/リットル走行とハイブリッド車並みの好燃費を実現させた。