自動車ニュース
トラブル対策研修会を開催 県リサイクル処理工業会 (2/2)
 研修会ではビデオを見ながらロールプレイング形式でトラブル時の対処法について、実演をふまえながら注意点などを確認した。

 四間警部補は、「不当要求行為への拒否の仕方は、前もってシャットアウトしていくことです。重要なのは相手の目的が何なのか早期に見極めることです。各社員の不当要求への対応能力を上げていくことが会社に被害に合わない最善策です」と解説した。

 また、県警が行っている一連の外国人車両窃盗団の「ヤード」の捜索について、「ヤード対策として取り締まりを推進していこうとしている。リサイクル処理工業会の方々には是非ご協力を」と情報提供を呼びかけた。

 平田幹事長は「6月に新役員になり、どんどんこういう事をやっていこうと思っています。工業会としての活動が薄れつつあった。これからは情報の交換を活発に行っていきたい。さらに、ハイブリット車の低電圧研修会も企画しています。また、工業会の独自ステッカーを作製しています。これを車に貼り付け、兵庫県で唯一の組織であることを是非PRしていただきたい」と呼びかけた。

 最後に、上島・部品商理事長は「ワクチンは全員に効くわけではありませんが、必ず反映されると思います。今後は暴追センターによる不当要求防止責任者講習会を両団体合同で実務者を対象に行い、業界の活性に繋げていきたい」と今後の展開を説明した。