自動車ニュース
年頭所感─兵庫県自動車車体整備協同組合 理事長 津田信行
新年を迎え謹んでお慶び申し上げます。

各界、各会員並びに関係各位の皆様方におかれましては、素晴らしい2017年をお迎えのことと存じます。

皆様方には、平素より兵車協の事業活動に大変ご協力を賜り、誠に有難く心より御礼を申し上げます。

新しい年を迎え皆様と心新たに豊かな未来、そして学びを怠ることなく前進して参りたいと思います。

昨年も災害の多い年でした、熊本地震、全国的な集中豪雨、阿蘇の噴火並びに鳥取地震など被災された皆様方の復興を祈っております。今年は災害がないことを願います。

また、海外においてもアメリカ大統領選により政権の交代があり、世界の政治・経済に、多大な影響を及ぼす状況にあることが注目されるところであります。
色々なニュースの多い中、日車協連は、平成26年度から国土交通省並びに日本自動車補修溶接協会と共に「優良な車体整備工場の見える化」の勉強会を重ねて参りました。

今年度は、車体整備の高度化・活性化に向けた対応として、「先進安全自動車対応優良車体整備事業者」または、「高度な技術、安心な事業所」(仮称)とし、日車協連として事業者認定の方向に論議を進めて参ります。

また、車体整備士の再教育を含め、先進安全の技術講習会を行い優良な車体整備工場の見える化の先進教育を行います。進化する衝突安全ボデーの内板骨格に及ぶスポット溶接・プラグ溶接機など素材に対応できる技術者の為の講習会並びにスキャンツールの活用などによりコンピューター診断のできる認定店など取得事業者の教育を行います。

組合員全員が安心安全先進自動車の車体整備を行うには、今まで以上に学びが必要となって参りました。学びの心には、勇気と行動力を持って最新の技術に対応できる組合員事業所として、取り組んで頂きたい。

学びの心を失わず進歩の人であり、向上心を失わずどんな分野であれ一流の道を皆様と共に歩みたいと願っております。

組織のために会員がいるのではなく、会員のために組織があります。組織は人に始まり、人材育成の組織でありたい。

皆様の力を結集し、そして、「優良な車体整備工場の見える化」の運動を展開して参ります。

安全安心の職業奉仕の心で 組合員各位、関係団体様の指導を仰ぎながら素晴らしい2017年になることを心よりお祈り申し上げ、新年の挨拶とさせて頂きます。